思ったこと、考えたこと。

日々のことや、読書のことなど。

読書

『映画を早送りで見る人たち〜ファスト映画・ネタバレ コンテンツ消費の現在形〜』(著者:稲田豊史)

映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~ (光文社新書) 作者:稲田 豊史 光文社 Amazon 気になるタイトルで、手に取った本。 最近、映画を早送り・秒送りで見る人が増えているらしい。 youtubeなどでも要約動画がたくさ…

最近面白かった本と、蜷川実花展@東京都庭園美術館

メタバースとは何か~ネット上の「もう一つの世界」~ (光文社新書) 作者:岡嶋 裕史 光文社 Amazon 『メタバースとは何か〜「ネット上のも一つの世界」〜』岡嶋裕史 ここ最近、美術館巡りのお供に持ち歩いていた本。 あっちこっちでメタバースという単語を聴…

女性としての矜持を持ちたい、と思わされた。『往復書簡 限界から始まる』(著者:上野千鶴子・鈴木涼美)

往復書簡 限界から始まる (幻冬舎単行本) 作者:上野千鶴子,鈴木涼美 幻冬舎 Amazon 読み終えたあと、しばし放心状態だった。 日本のフェミニズムを牽引している社会学者の上野千鶴子氏と、元AV女優で現在はライターをしている鈴木涼美氏の往復書簡集。 上野…

セックスと資本主義に関係があるとは知らなんだ。:あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない(著者:クリステン・R・ゴドシー)

あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない 作者:クリステン・R・ゴドシー 河出書房新社 Amazon タイトルのインパクトがすごすぎる。 しかし、ポップなタイトルと表紙とは裏腹に真面目な内容だった。 私の中では『社会主義は失敗だった』…

美術館巡りのお供本と、最近面白かった本。

美術館めぐりをしていると、移動時間がかなりあるので、本などの暇つぶしグッズは必須。 最近持ち歩いていた本がこちら↓↓ 妄想美術館 (SB新書) 作者:原田 マハ,ヤマザキ マリ SBクリエイティブ Amazon めっちゃ面白くて、あっというまに読み終えてしまった。…

哲学って楽しいんだなぁ、と思えた本。

めちゃくちゃ良い本だった。 めちゃくちゃ良い本だった。 言葉を生きる: 考えるってどういうこと? (ちくまQブックス) 作者:池田 晶子 筑摩書房 Amazon たぶん、いまの私が求めていることが、たくさん詰まっていたからなんだろうな。 筑摩書房から出ている1…

お買い物が上手い人と下手な人(私)について

最近、お買い物好きな人たちのブログにハマっていて、あれこれ検索しては読み漁っている。 その中でも、買ったものを本当に気に入って使っている方の、買ったもの愛を語っているブログが面白い。 (単純にその方の文章が面白いということもあるけど。) どこ…

最近読んだ本まとめ。資本主義の闇とか。建築とか。その1

私たちはなぜ犬を愛し、豚を食べ、牛を身にまとうのか: カーニズムとは何か 作者:メラニー・ジョイ 青土社 Amazon 衝撃の一言だった。 今まで、何も考えずに「お肉好き〜!」って思ってたし、公言してた。 お肉って、元をたどれば当然、牛だったり豚だったり…

禅を学んで、憂鬱は消えるか。

毎日の憂鬱がとまらなくて、これを止めるには『禅』なんじゃなかろうか、と思い立って、鈴木大拙先生の『禅学入門』を読んでみた。 禅学入門 作者:鈴木 大拙 講談社 Amazon 読んでみた、って書いたけど、実は半分くらいで挫折してしまった。 そもそも序章で…

私は常識とか、社会通念に囚われすぎているのかもしれない。

イッツ・オンリー・トーク 作者:絲山秋子 文藝春秋 Amazon 日本一有名な元ニートのPhaさんが絶賛していて、気になって読んでみた本。 ストーリーは、絵描きの主人公がいろんな男の人とセックスしたりしなかったりする話。 Phaさんも書かれていたように、文章…

最近読んで良かったと思った本(2022年6月)

2022年6月に読んだ本 存在しない女たち 男性優位の世界にひそむ見せかけのファクトを暴く キャロライン・クリアド=ペレス 多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織マシュー・サイド 行動経済学の使い方 (岩波新書)大竹文雄…

最近のピザってちょっと高い。気のせいか。

今日、久々に友達とランチに行った。 その地域では有名なピザ店で、もう何回もお邪魔しているお店。 もちろん絶品であった。 食べながら、ピザの値段について考えていた。 ピザって、構成はほとんどパンと変わらないのに、ランチでも1枚1000円以上する…

食事が現代アート的になっていったら、どうなるのか。「生まれたときからアルデンテ」(著者:平野紗季子)

『生まれた時からアルデンテ』著者:平野紗季子 今や、めちゃくちゃ有名なフードエッセイストの平野紗季子さんの初エッセイ本。 文庫になったのを期に今らさながら読んでみた。 平野さんのエッセイは、兎にも角にも文章が素晴らしくて、たぶん食に興味がなく…

CIAが9.11を防げなかった理由がわかる『多様性の科学』:マシュー・サイド著

ダイバーシティという言葉があっちこっちで言われるようになって久しいけれど、多様性がどうして大切なのかというのを理解したいと思って、読んだ本。 『多様性の科学』著者:マシュー・サイド 最高の人材を採用してきたはずCIAが9.11のテロを見逃したのは、…

女性に関するデータ不足が及ぼす影響は計り知れない:『存在しない女たち』(キャロライン・クリアド=ペレス)

先日、「存在しない女たち」(著者:キャロライン・クリアド=ペレス)を読んだ。 女性に関するデータ不足のために、あらゆる分野において女性が悪影響を受けているかも知れない、ということを分析している本。 もちろんある部分においては、データが存在し…

最近読んで良かったと思った本(2022年5月)

5月に読んだ本リスト ハ・ワン あやうく一生懸命生きるところだった内藤昌 江戸の町(上)林望 「芸術力」の磨きかた原田マハ・高橋瑞木 現代アートをたのしむ関谷真一 世界で一番やさしい木造住宅三島由紀夫 女神岡本裕一朗 いま世界の哲学者が考えている…

資本主義のその後って、どんな世界?

最近、いろんな本を読みながら、「資本主義の限界」ということを考えるようになった。 環境問題の本を読むようになってから、資本主義には限界があるのかも知れないと思い始めたのが、きっかけ。 環境問題の本以外にも、まちづくりの本だったり、アートの本…

やりたいことがないって、結構しんどい。

やりたくないことはたくさんある。 仕事、洗濯、掃除、食器洗い、化粧、早起き、買い物、、、等々。 じゃあやりたいことは?? って聞かれると、はて、、、私、何がやりたいんだろう、、、??って迷子になる。 しばらく考えてみたけど、やりたいことはそん…

最近の読書から思ったこと(2022年4月)

4月に読んだ本は、計13冊。 4月に読んだ本リスト 森川潤 グリーン・ジャイアント谷口守 実践 地域・まちづくりワーク 成功に導く進め方と技法 村上春樹 TVピープル ビル・ゲイツ 地球の未来のため僕が決断したこと大月ヒロ子・他 クリエイティブリユース金原…

生きづらさを感じるエッセイ『パリの砂漠、東京の蜃気楼』(金原ひとみ)

金原ひとみと綿矢りさが芥川賞をダブル受賞したときは、当時最年少(たしか)ということもあって、ものすごく話題になったのを覚えている。 受賞作はどちらも読んだのだけど、当時の正直な感想としては「ようわからん、、、」という感じであった。 金原ひと…

もはやイノベーション頼みの環境問題『地球の未来のため僕が決断したこと』(ビル・ゲイツ)

節約とエコが切り離せないな〜と思うようになってから、環境問題にも興味がでてきて、本屋で見て気になっていた『地球の未来のため僕が決断したこと(ビル・ゲイツ)』を読んでみた。 わりと最近の本なのに、待ちなしで図書館で借りられたのはラッキーだった…

無償に本が読みたくなる『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』(三宅香帆)

ブログを書き始めたのはいいものの、文章を書くのは小さい頃から苦手だった。 夏休みの宿題のド定番・読書感想文なんて、ほんといつも後回しにしていた筆頭。 最終日に泣きながら、書いたり(親に書いてもらったり、、あわわ)しておりました。 そんなこんな…

2月・3月に読んだ本まとめ

吉田桂二 家づくりの知恵吉田桂二 納得の間取り 日本人の知恵袋宮脇檀 男の生活の愉しみ宮脇檀 住まいとほどよくつきあう宮脇檀 都市の快適居住学宮脇檀 建築家の眼稲垣えみ子 寂しい生活稲垣えみ子 魂の退社ちきりん 自分メディアはこう作る!ちきりん これ…

環境対策でみる日本の危うさがわかる『グリーン・ジャイアントー脱炭素ビジネスが世界経済を動かす』(森川潤)

脱炭素ビジネスが世界経済を動かす(森川潤) (Amazonに飛びます) 最近、環境問題に興味がでてきて読んだ本。 脱炭素がいかに喫緊の問題なのかということを前提に、 脱炭素に向けた世界各国の取り組みと、日本の立ち位置をわかりやすく解説してくれている…