『メメント・モリと写真』展@東京都写真美術館
東京都写真美術館で開催中の『メメント・モリと写真』展に行ってきました。
メメント・モリ=死を想え
って、哲学的な話なのかな〜と思っていたのだけど、もともとは「明日死ぬかもしれないのだから、今を楽しめ」というちょっと享楽的なメッセージだったらしい。
明日死ぬとしたら、いま何したい?って、ちょっと頭の片隅で考えるようにしたら、ちょっとはマシに生きられるんだろうか?
死があるからこその生、っていう2項対立的な感覚をあらためて感じた展示でした。
そして、享楽的に生きるって、ものすごく現在的だな、と。
未来を考えたり、過去を振り返ってたら、享楽的には生きられないよな〜と。
過去、現在、未来のバランスが重要ですね。
知らない写真家の方ばかりだったのだけど、ポスターにもなっているマリオ・ジャコメッリという方の写真が好みだった。