今更ながらマインドフルネス・瞑想をやってみる。:「ヒマラヤ大聖者のマインドフルネス」:著者:ヨグマタ 相川圭子
読んだきっかけ
いまさらながら瞑想をやり始めたんですが、うまくできているのかわからず、まずはやり方を勉強しようと思ったところ、目についたのがこの本。
作者紹介をみると、
女性で史上初、究極のサマディ(悟り)に達したシッダーマスター。ヒマラヤ秘教の正統な継承者。著書に「ヒマラヤ大聖者愛の般若心経」「ヒマラヤ大聖者の人生を変える瞑想」など。
とある。
なんかもう日本人的にはちょっと怪しい感じがするというか、日本では宗教というものが「やばいもの」というふうに捉えられがちなので、ちょっと怯んでしまいそうな作者紹介なんだけれども、「マインドフルネス」という単語に惹かれて読んでみました。
概要
ヒマラヤ秘教の教えのなかから、瞑想や瞑想的な生き方について書かれている本。
部下が思い通りにならずイライラしたときにどうするかなど、具体的で現実的な悩みに対しての作者の考えも書かれています。
作者紹介から受けるスピリチュアルな感じはあまりなく、瞑想のやり方や、瞑想的な考え方・心の持ち方について教えている本でした。
感想
作者のプロフィールからしてもヒマラヤ秘教がベースになっているので、言葉尻なんかがややスピリチュアルかも、、と思わないでもなかったんですが、ただ書かれている内容自体は、すごく現実的な内容だったな、という印象だった。
たとえばこの本の中に書かれている「比較することで悩みが生まれる」とか、これはSNSの弊害としても言われているくらいなので、本当にそうだなと実感として感じている人は多いんじゃなかろうかと思うんですよね。
ヒマラヤ秘教の内容をもとにしつつも現実の問題に落とし込んだときに、じゃあどういう心持ちでいるといいのか、というのを教え諭している本という感じでした。
読み終わってみると、人付き合いのハウツー本とか、悩み系のハウツー本なんかに書かれていることと、似通っているんじゃなかろうかと思ったり。
で、なんでかなーって考えたら、こういう人間関係とか、不安とか、悩みとかって、どの時代にも人間がいる限り絶対普遍にあるものだと思うんですよね。
私は無宗教の人間なので、詳しいところはわかりませんが、あくまで推測で言うと、宗教って究極的には人間の悩みや不安を乗り越えた先にある何かを悟った人が啓いたものですよね?
悟りを得た人の言葉が心にグサッとくるのは、自分の悩みや不安は「悟りを得た人」にとってはすでに通ってきた道・過去に経験したことみたいな感じだからかもしれない。
なんとなく、この本はそういうものなのかな、と思いました。
ヨグマタの相川氏の言葉の一つ一つがなんだかグサグサ心に突き刺さるのは、人生の先達者にすべてを見透かされている感じがあるからかもしれない。
こう、なんだか最近もやもやする、気分が晴れない、みたいなときにパッとこの本を開いたら、結構気分が晴れるのかもしれない、というような感じの本でした。
著者の他の本も読んでみようかしらと思いました。
というか、仏教とか東洋の宗教について、やっぱり勉強したいなーーと。
数年前から思いつつも、中国語の勉強で忙しかったりして、後回しになっちゃってるんですよね。
中国語の勉強をし始めたら、なんだか日本の歴史や伝統についてもちゃんと体系的に理解したいと思うようになって、仏教や禅、神道あたりも一回勉強したいなと、、。
そのうち超初心者向けの、読み物的に面白い入門本みたいなのに出会えたら読みたですね。
