思ったこと、考えたこと。

日々のことや、読書のことなど。

「憧憬の地 ブルターニュ展」・「RINGS〜指輪〜橋本コレクション」@国立西洋美術館

bretagne2023.jp

会期ギリギリになんとか滑り込み。

これまで、どの場所を描いた絵なのかっていうのをあんまり考えたことがなかったので、場所にフォーカスした展示はちょっと新鮮だった。

 

1800年代後半から1900年代前半くらいの絵がほとんどで、びっくりしたのは日本人画家のコーナーが設けられていたこと。

結構な枚数が飾られていて、びっくり。

なかでも斎藤豊作という画家の絵がすごく好みだった。

「斎藤豊作」の検索結果 - Yahoo!検索(画像)

印象派に属する感じの画風なんだけど、どことなく日本っぽい感じもあって、面白い絵でした。

日本っぽいって書いたけけど、どこに日本っぽさを感じたのかは結局わからず。

日本人画家という先入観でそう感じただけかもしれない。

斎藤豊作以外にも複数の日本人画家の絵が飾られていたのだけど、画風が、師事している画家の影響をもろに受けている感じがあって、独自のスタイルを築くのがいかに難しいのかというのをひしひしと感じた。

その中でも藤田嗣治は独自のスタイルを築いていてやっぱりすごいな、と。

 

海外勢の中では、ルドンの絵が良かったな。

小さい絵が2枚ほど飾られていたんだけど、「薔薇色の岩」という絵が良かった。

薔薇色(=赤)ではなかったけど!どうみても(笑)

 

ポスターにもなっているゴーガンの絵も良かった。

もともとあまり好みではない画家なんだけど、生でみると、やはりすごいですね。

 

 

常設展で同時開催していた「RINGS 指輪〜橋本コレクション展」も行ってきた。

これは圧巻!!!!

コレクションのコンセプトは全くわからなかったけど、古いものだと紀元前の指輪なんかもあって、小さい展示スペースながら圧巻だった。

 

誰が造ったものかもわからない指輪から、今でもあるブランドの指輪まで、目白押し。

Tiffanyとか、ブルガリなんかは、今のイメージと違っていて、面白かったな。

実物の写真を撮ることもできたんだけど、照明の関係でまったくうまく取れず、説明文の写真で。

アクセサリーに詳しいわけじゃないんだけど、とりあえずブランドに持っているイメージとは違っているものばかりで、デザインの変遷ってすごい、と思ったな。

 

指輪として理解できるデザインのものから、こんなのつけてたら日常生活に支障出るね??みたいなものまで、いろいろあって、どういう人がつけてたのかな〜と想像するのが楽しい。

常設展のチケットで入れるので、アクセサリーに興味がある人は、ちょっと見てみてほしいな。

 

久々に国立西洋美術館にいったけど、なかなかおもしろかった。特に常設展のなかの特設コーナーはもうちょっと見に行くようにしよう。

どう話すかはめちゃくちゃ重要。「声まで良くなる話し方の教科書」著者:魚住りえ

今の部署に異動してから、情報の中身がどうかというよりも、「どう伝えるか」というのがめちゃくちゃ重要ということに気づいた。

 

というのは、伝え方が駄目だと、そもそも話を聞いてくれない上に、中身も駄目だと判断されたりする。

前の部署の人たちが、いかに私の話を辛抱強く聞いてくれていたのか、というのを異動してから実感した。

 

ただ、どうやって伝え方を鍛えるのか、というところが問題で、ひとまずベストセラー本のたった1日で声まで良くなる話し方の教科書を読んでみた。

 

この本のすごいところは、伝える内容にフォーカスしているのではなく、声の出し方や音程、表情にフォーカスしているところ。

練習は必要だけど、ちょっと意識すればすぐに実践できるところもあって、即効性を求めている人にとっては良さそうだ。

 

以下、自分用メモ。

・朗読は良い訓練になる

・大勢の前では高い声のほうが注目を集めやすい

・電話では低めの声のほうが相手が疲れない

・口角を上げて話す

・えー、あのー、は言わない

・断るときは、きっぱり明るく。(すまなそうにしない)

腹式呼吸

 

朗読は、とっさのときにボキャブラリー豊かに言葉を出せるようにするために効果的らしい。

 

なぜ効果があるのかは、著者もわからないということだったんだが、明らかに効果があるんだとか。

でも、これはちょっと私も納得するところがあって、最近中国語の勉強で、シャドーイングをするようになったんだが、「シャドーイングできない=言えない・話せない」ということをひしひしと感じている。

多分これと同じなんじゃなかろうか。

黙読って、受動的な行為だけど、声に出すと、自分で考えた文章ではなくても、若干能動的な行為になるんじゃないかな。

だから、話すという完全に能動的な行為の足がかりになるのかも、と、この本を読みながら思った。

 

中国語だけじゃなく、日本語の朗読もしてみようかな、と思った次第。

今週の勉強記録(中国語)

中国ドラマにドハマリしてから、中国語の勉強をしているのだけど、継続するのが何より難しいのが語学学習だと思うので、継続のためにこちらに記録していこうかと。

 

【今週やったこと】

月 NHKラジオ まいにち中国語 2日分

  キクタン初級編 1順

火 NHKラジオ まいにち中国語 3日分

  キクタン初級編 1順

水 NHKラジオ まいにち中国語 シャドーイング4日分

  キクタン初級編 1順

木 NHKラジオ まいにち中国語 シャドーイング4日分

  キクタン初級編 1順

金 NHKラジオ まいにち中国語 シャドーイング4日分

  キクタン初級編 1順

土 魔道祖師 中国語版小説 1章1〜3章2 読了(セリフ部分のみ精読)

日 NHKラジオ まいにち中国語 シャドーイング4日分

  魔道祖師 中国語版小説 3章2〜3章3 読了(セリフ部分のみ精読)

 

シャドーイングは面倒なうえに、家が狭いため旦那にもろ聞かれるので恥ずかしいということもあって、本当にやりたくない勉強法なんだけど、これが一番効果のある勉強と言う気がする。

自分で言えないことは、聞き取れてもいないんだなぁとしみじみ。

あと、なんだかんだ単語を覚えるのもシャドーイングが一番早い。

文脈のなかで単語が出てくるのと、目で見て・聞いて・言っての効果が大きい。

 

NHKラジオの「まいにち中国語」は本当によくできていて、簡単な会話文なのに重要構文がたくさん盛り込まれていて、しかも、なんとなく普段使いそうな会話になっている。

単語もドラマや小説のなかでよく出てくる単語が盛り込まれているので、覚えたことがそのままドラマ鑑賞にも役立つ感じだ。

アプリで1週間分がまとめて聞けるのが本当にありがたい。

NHKのHPもすごい。これだけ充実しているのに無料ってのが本当にすごい。

"まいにち中国語(ドラマも楽しい)"の例文・フレーズ|NHK語学講座で学ぶ!ゴガクル中国語

 

文法については、図書館で借りてきた本を何度か読んで覚えたんだけど、これなんだっけ??ってなるときは、東京外語大のHPを見させてもらっている。

東外大言語モジュール|中国語

 

普通の文法書に載っているようなことはだいたい網羅されていているうえに、これも無料!

東京外大ありがとう!

 

一番の中国語勉強の動機が、魔道祖師のラジオドラマ中国語版を聞き取れるようになりたい!っていうところが大きくて、ちまちま魔道祖師(小説版)を読んでいる。

ラジオドラマは、悲しいことに日本語字幕がなく、しかも中国語の字幕もないので(ラジオドラマだから当たり前だけど)、頑張って聞き取るしか無いんだよね・・。

小説のセリフと全く同じではないんだが、割と近しいことは言っているだろうということで、とりあえず中国語版の小説をちまちま読み進めている。

あんまり辞書を使いすぎると続かなくなりそうなので、セリフ部分以外は辞書なしで推測しながら。わからない単語がバンバンでてくるので泣きそうだけど!

 

辞書は三省堂のクラウン中日辞典を使用。

初学者には、これで十分。

 

小説の良いところは、リアルな表現が学べるところだ。

習った単語と文法が縦横無尽に使われているので、否応なく覚えますね。

好きな小説なら頑張ろうと思えるので、もう少し頑張りたい!

 

今週はこれくらい。

来週も頑張ろう〜。

時々こういう心洗われる本を読みたくなる「たまさんの食べられる庭」著者:中川たま

図書館の新刊リストを見ていたら、中川たまさんの新刊が見つかったので早速借りてみた。

料理家なので、いろんなレシピ本も出しているのだけど、こちとらそんなに料理には興味がないもんで、前に読んだ本もレシピ本ではなく、器についての本だった。

この本の語り口がすごく良くて、読むと落ち着いた気分になれるエッセイだったのはよく覚えている。

 

中川たまさんが、自分の好きなお皿や、お皿の使い方、何処で買い集めてきたのかなどについて書かれているのだけど、周りの人気に流されずに、ひたすらひたすら自分の好きな白いお皿を買い集めている様子にあっぱれというか、感服したのであった。

自分はこういうのが好きっていうのがわかっていて、それがブレないっていうのが、あきっぽい私にはなかなか難しく、すごいなと思ってしまう。

 

今回読んだ本でも、料理が盛られているのは素敵なお皿ばかりで、見ているだけでも和んだな。

ちょっと変わった食材と、変わった料理のオンパレードで、実際に作るのは難しいな〜という感じなんだけど、こんな生活ができたらいいな〜みたいなのが詰まってる。

まあ実際、こんなに大きな庭をもってたら、草取りとか、手入れなんかでめちゃくちゃ忙しいと思うんだが、こういう本になって「素敵」な部分だけを抜き出されてしまうと、めちゃくちゃいいな!簡単にできそう!みたいな夢を見させてくれますね。

いや、もう絶対に大変だと思うんだけど。

そもそも虫が駄目なので、私がやろうと思ったら、毎日虫との戦いになりそうなんだが(笑)

 

この本でちょっと気になったのが、どくだみの効用。

抗酸化作用やら、デトックス効果やら、結構いろんな効果があって、めちゃくちゃ体にいいんですね!という感じだった。

匂いが苦手で、毛嫌いしていたけど、ちょっとそこら辺にあるどくだみを摘んでみようかしら・・・と思ってしまった(笑)

どくだみの花を積んで、焼酎に1週間くらいつけると、ハーブティンクチャーになるんだそうですよ。ティンクチャーってなんですか?と思って、調べてみたら、ハーブの有効成分をアルコールで抽出したもので、香りを楽しんだり、除菌スプレー、うがい薬として利用できるらしい。

どくだみの花のティンクチャーは、虫さされのときに塗ったりすると良いらしい。

 

今まさに旬なのか、あっちこっちで蔓延っているので、ちょっと試してみようかな、と思ってしまった。どくだみを摘んでるあやしい女がいたら、私かもしれない。

 

あとは笹の葉や、レモングラス、松の葉なども、ハーブティーとして利用しているらしく、あ〜いいな〜私も優雅にハーブとか摘んで、ハーブティーとか飲んでみたい〜と、まぁあれです。

都会の喧騒に揉まれていると、田舎に憧れるというか、自然に触れたくなるというか、そういう気分になる時があるんだけど、そういうのを疑似体験させてくれる本って、貴重。

ちょっとくさくさした気分のときに、また読み返したい。

楽しく読了!

「部屋のみる夢」展に行ってきました@ポーラ美術館(箱根)

今週のお題「何して遊ぶ?」

 

GW前半に、箱根旅行に行ってきました。

箱根といえばポーラ美術館!ということで、行ってきましたポーラ美術館。

 

始めて行く美術館だったのだけど、予想以上に建物がよかった。

といいつつ、あまり建物の写真がない・・・。

外観よりも内観のほうが良かったです。

 

設計は日建設計、施工は竹中工務店

 

そんなにひどい崖地というわけでもないのに、建物の周りは擁壁でかこまれている。

なぜかと言うと周りの景観に配慮して、建物の高さを抑えるために地面を掘ったらしい。

しかし、美術品も守らな!ということで、地下化するんではなく、擁壁で取り囲んで完全免震構造を採用。すごいねポーラ!

あえてこんなお金のかかることをするなんて!

展示以外のところで、ちょっと感動。

(法的な規制で、仕方なくそうしただけかもしれないが)

 

建物周りの擁壁もすごかったけど、敷地もめちゃくちゃ広くて、敷地だけでも全部回ろうとすると小一時間くらいかかる。

道は歩きやすいように整備されているので、普段コンクリートジャングルにまみれている身としては、適度な散歩にもなり、ものすごく気持ちよかった。

美術館に行かなくても、この敷地を散歩するだけでも結構たのしいのではないかな〜。

敷地を散歩するだけなら、入館料・拝観料は不要です。最高。

 

今回見たのは、令和5年1月28日から7月2日まで開催中の「部屋のみる夢」展。

基本写真OKの珍しい展示でした。

気に入った絵の写真が取れるのは嬉しい。

世界各地・時代もバラバラな作家さんたちの「部屋」が描かれている絵を集めた特別展だった。

 

《作家一覧》

アンリ・マティス

ベルト・モリゾ

エドゥアール・ヴァイヤール

佐藤翠+守山友一朗

ビエール・ボナール

ヴィルヘルム・ハンマスホイ

高田安規子・政子

草間彌生

ヴォルフガング・ティルマンス

 

マティスの絵は、あんまり好きじゃないかな〜と思って、東京で特別展が開催されていたときも見に行かなかったんだけど、実物を観てみたら結構好きかも・・と思い直した。

ちょっとイラストチックで、描きたいところが誇張されている感じが嫌いではないな、と。

 

今回、一番の発見だったのは、佐藤翠氏の絵!

クローゼットを題材にした絵が2枚ほど飾られていて、特に左側の白い絵がものすごく好きだった。

あんまり難しいことは考えずに、微妙な白の色合いが単に好き!ってな感じ。

佐藤氏と同じ部屋に飾られていた守山友一朗氏の絵も好きだったな。

左の写真が絵全体の写真、右は絨毯のアップなんだが、もうあれですね。

絨毯の模様がすごい。

これを描きたかったんじゃないかというくらい、絨毯の模様がすごい。

こちらの絵も、やっぱり人よりも、絨毯と洋服の模様がメインって感じだ。

なんなら顔が半分切れてるくらいだしな(笑)

 

こちらも絨毯の模様がきれいで、思わずじーっと眺めてしまった。

なんかどこかで観たことがあるような模様で、親近感がありつつ、女の人の洋服がちょっと非現実的で、不思議な気分になる絵だ。

 

ハマスホイは、始めて鑑賞。

東京でも特別展をやってたのに、行き逃してしまったので、思わず観れて感動。

なんかちょっと水墨画的な感じというか、瞑想したくなるような絵で、気分が落ち着きますね。

寝室とかにおいたら、安眠できそうだ。

右の写真は、高田安規子・政子氏の作品。小さな窓が壁に作られていて、窓を覗くと、美術館の庭が見えるようになっている。

でも窓はあくまで外から観たような形でつけられていて、内外が逆転しているところに、窓の意義というか、窓というものがそもそも内外をつなげるものだったんだ、ということに気づかせてくれる。

そういえば、日本では窓ってものの存在感が海外に比べると薄いというか、そもそも木造って柱梁構造なので、あえて壁を作らない限りは外と内を区切るものが無いよね、というような話をどこかで読んだことがあって、国や文化圏が違えば窓の意味も違うんだな、ということを思い出したりしながら、鑑賞。

 

作品の意味はよくわからなくても、ものすんごくフォトジェニックな作品で、ぱっと一目みてかわいい〜!ってなる作品。

作家さんのHPを観てみたら、他の作品もめちゃくちゃかわいい!

Akiko and Masako Takada | 高田安規子政子 Akiko and Masako Takada

現代アートって、作品の意味は深くて良いな〜と思っても、単純に見た目がすきじゃない、ということがよくあるんだけど、久々に現代アートで単純に見た目が好きな作品だったな。

都内で展示会をしていたら見に行こう。

 

好きな作家さんが新たに見つけられて、なかなか楽しい展示でした。

GWということもあって、そこそこ人はいましたが、土日の国立西洋美術館みたいに混んでいるわけではなく、快適に鑑賞できました。

箱根旅行の必須観光スポットに決定だな。

マナーとは相手への配慮。配慮ができないと仕事も評価されない。

鬱々とした気分を晴らすために、身だしなみ・外見を整えようと思って、化粧品などを買ってみた、という話をこちらの記事で書いた。

 

その流れで、自分の所作についても見直してみようと思って、マナー本などを読んでみることにした。

 

私、婚活して結婚したくちなんですが、婚活してたときはすごく色々と頑張っていて、お化粧やら、会話やら、レストランでのマナーやら、すごく気を使ってお見合い三昧の日々を過ごしていた。

 

なんだけど、結婚した後、仕事で色々あって精神的におかしくなり始めてから、すっかりそういったところから遠のいていて、せっかく覚えたマナーやらメイクやらの知識がすっかり抜け落ちてしまった。

 

でも、婚活でメイクをして、きれいな洋服を着て、自分磨きを頑張っていた時って、大変だったけど、結構楽しかったところもあって、というのは、見た目を小綺麗にしておくと、周りの反応が変わるんですよね。

 

些細なことだと、横断歩道のないところで、道路を渡ろうとしてると、車が止まってくれる回数が格段に増えたりした。(ほんと、些細なことだけど)

 

まぁ、そんなこともあったなーと思って、外見を変えようと一念発起して、今回はメイクと同時進行で、自分の所作の見直しを始めてみようと。

 

まず手始めに読んだのはこちら。

ちょっと前に本屋で平積みになってるな〜と思って見ていた本。

 

“教養としての”、というところがミソで、単なるマナールール本ではなかった。

 

最近、仕事をしていて思うのが、仕事ができる人と、できない人の違いって結構曖昧なものなんじゃないか、ということ。

一回やったことは絶対に忘れないとか、一回読んだだけですべて頭に入るみたいな、そういう天才型の人がいるような職場ではないので、多少の差はあれど、根本的な能力にそこまでの差はないと思ってるんですよね。

なんだけど、そのなかでもこの人は仕事ができる(と思われている)、この人は駄目(と思われている)、っていうのが明らかにあって、その差はなんなのかな〜と考えたときに、周りの人が求めていることができるかどうか、なんじゃないかな、と。

周りの人が求めているってことが重要で、どんなに優秀でも周りの人が求めていないことをやってると、その人は駄目な人ということになる。

そんなに能力は高くなくても、周りの人が求めていることをコツコツやっていると、周りの人が気持ちよく仕事ができて、その人はだんだんと仕事ができる人として認められていく。

 

しかし、この“周りの人が求めていること”っていうのが結構くせ者で、これが分からない人はずっとわからないし、分かる人はすぐに分かる。

だから、会話をしていても、こちらが求めていることをポンポン言ってくれるから、気持ちがいいし、気持ちがいいな〜と思うと、この人とずっと仕事がしたいな〜と思う。だから、だんだん評価も高くなる。

 

この本で、結局の所、マナーとは相手を不快にさせないためのもの、そして相手に対する配慮なんだ、と教えてもらいました。

そりゃそうで、食事が一人でするものだったら、マナーはいらないものね。

ビジネスエリートがマナーを当然のものとして身につけているのは、相手に合わせられるようにするためなんだと、悟りました。

相手がマナーを気にする人だったときに、マナー違反をしてしまったら、相手は当然不快になりますよね。

相手が求めていること(=マナーを守って食事をすること)ができないのに、仕事ができる人として認めてもらえるわけがない。

だからこそ、ビジネスエリートが当たり前のこととして身につけているんだと思った次第。

 

単なるマナー本として以上に、学びがあった本だった。

まずは、箸で取る量を少なくして、美しく口に入れられるようにするところから始めている。

春はつらい。美人はすごい。

学生時代は、なんとなく春は何かが変わる気がして、気分が上がる季節だったけど、社会人になった今では、春は割と憂鬱になることのほうが多い。

 

特に真新しいことが起こるわけでもなく、どちらかというと自分や同僚の異動で、面倒事が増える季節という感じだ。

 

ここ数日、また鬱々としてきてしまって、どうしたもんかな、と。

鬱々しているのも結構辛くて、自分が辛いだけならまだしも、夫にも悪影響な気がしていて、本当になんとかしたい。

鬱々してくると、いろんなことがどうでも良くなってきて、ご飯も食べられればなんでもよいし、外見にも無頓着になってきていて、アカンですね。

 

なもんで、逆のアプローチをするのが鬱には効くかもと思って、外見を整えてみようかと思い始めた。

ひとまず、ネットで髪の毛のトリートメント的な諸々を買ってみたり、化粧品を買ってみたり。

選ぶのがこれまためちゃくちゃ大変だったけど。

結局のところ、どれがいいんですか??というくらい膨大な数の化粧品があって、普段買わない人間には、何が違うんだか全くわからない。

詳しそうな人のブログなどを探して、おすすめされていたものなどを適当に買ってみたんだが、実際に使ってみると、美人さんたちの苦労が少しわかると言うか、あらためて美人ってすごいと思った。

 

こんな地道な作業を毎日続けられるから、髪もツヤツヤで、お肌もツルツルなんだろうな、と。

その上、ファッションのことまで・・・と思うと本当にすごい。

まぁ「好き」が前提にあるのかもしれないけど、毎日地道な努力の上に成り立っている美だと思うと、感服せざるを得ない。

 

ま、とりあえずできることからやってみて、鬱々とした気分が少しでも解消されたらいいな、と思っているところ。

結果報告はまた後日。