思ったこと、考えたこと。

日々のことや、読書のことなど。

モダニズムにいたるまでの建築と、モダニズム建築についての大枠がわかる本。

画文でわかる モダニズム建築とは何か 作者:藤森 照信 彰国社 Amazon 先日、「画文でわかる モダニズム建築とは何か」を読みました。 『日経アーキテクチュアSelection 世界のリノベーション』でもイラスト付きの連載をしている宮沢洋氏と、建築史家の藤森照…

9月に読んだ本とおすすめ本(2022年9月)

RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと (角川文庫) RDG レッドデータガール 氷の靴 ガラスの靴 (角川文庫) 荻原規子 映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~ (光文社新書) 稲田 本当に心地いい部屋 ものが少ない…

『映画を早送りで見る人たち〜ファスト映画・ネタバレ コンテンツ消費の現在形〜』(著者:稲田豊史)

映画を早送りで観る人たち~ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形~ (光文社新書) 作者:稲田 豊史 光文社 Amazon 気になるタイトルで、手に取った本。 最近、映画を早送り・秒送りで見る人が増えているらしい。 youtubeなどでも要約動画がたくさ…

『メメント・モリと写真』展@東京都写真美術館

東京都写真美術館で開催中の『メメント・モリと写真』展に行ってきました。 topmuseum.jp メメント・モリ=死を想え って、哲学的な話なのかな〜と思っていたのだけど、もともとは「明日死ぬかもしれないのだから、今を楽しめ」というちょっと享楽的なメッセ…

読んだ本まとめ(2022年8月)哲学、建築、アート、フェミニズム

言葉を生きる: 考えるってどういうこと? (ちくまQブックス) 池田晶子 近隣トラブル対策! 建築・道路・境界の法律知識 (法学選書) デイリー法学選書編修委員会(編) 誰のための排除アート?: 不寛容と自己責任論 (岩波ブックレット 1064) 五十嵐太郎 妄想美術…

美術館めぐりからの飯田橋〜神楽坂近辺でランチとデザート

誕生日くらいはちょっと贅沢したい!ということで、『ガブリエル・シャネル展』のあと、飯田橋に移動して、ランチ。 せっかく平日有給をとったので、お得ランチにしたいな〜ということで、数日前から行こうと決めていたル・ブルターニュへ。 tabelog.com 土…

最近面白かった本と、蜷川実花展@東京都庭園美術館

メタバースとは何か~ネット上の「もう一つの世界」~ (光文社新書) 作者:岡嶋 裕史 光文社 Amazon 『メタバースとは何か〜「ネット上のも一つの世界」〜』岡嶋裕史 ここ最近、美術館巡りのお供に持ち歩いていた本。 あっちこっちでメタバースという単語を聴…

8月の美術館めぐり・その4「ガブリエル・シャネル」展@三菱一号館美術館

三菱一号館美術館で開催中の『ガブリエル・シャネル』展に行ってきた。 ぐるっとパスの対象外なので、こちらは別途チケットが必要。 大人は2300円。 mimt.jp 展示は、洋服がメインで、次にアクセサリーが多かった。 バッグや靴は数点展示されているだけ…

女性としての矜持を持ちたい、と思わされた。『往復書簡 限界から始まる』(著者:上野千鶴子・鈴木涼美)

往復書簡 限界から始まる (幻冬舎単行本) 作者:上野千鶴子,鈴木涼美 幻冬舎 Amazon 読み終えたあと、しばし放心状態だった。 日本のフェミニズムを牽引している社会学者の上野千鶴子氏と、元AV女優で現在はライターをしている鈴木涼美氏の往復書簡集。 上野…

8月の美術館めぐり・その3「シアトル→パリ田中保とその時代」展@埼玉県立近代美術館

最近は美術館も写真OKのところが増えてきて、嬉しい。 これまでは、見て終わりだったので、 あとで写真を見返して、あーだこーた考えるのも楽しい。 田中保(やすし)という画家を、全く知らなかったのだけど、古典風味が残りつつ印象派的な雰囲気もある画風…

セックスと資本主義に関係があるとは知らなんだ。:あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない(著者:クリステン・R・ゴドシー)

あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない 作者:クリステン・R・ゴドシー 河出書房新社 Amazon タイトルのインパクトがすごすぎる。 しかし、ポップなタイトルと表紙とは裏腹に真面目な内容だった。 私の中では『社会主義は失敗だった』…

美術館巡りのお供本と、最近面白かった本。

美術館めぐりをしていると、移動時間がかなりあるので、本などの暇つぶしグッズは必須。 最近持ち歩いていた本がこちら↓↓ 妄想美術館 (SB新書) 作者:原田 マハ,ヤマザキ マリ SBクリエイティブ Amazon めっちゃ面白くて、あっというまに読み終えてしまった。…

8月の美術館めぐり・その2(東京都美術館・パナソニック汐留美術館)

ぐるっとパスを利用して、今回は東京都美術館とパナソニック汐留美術館に行ってきた。 8月9月は美術館巡り強化月間だなー。 8月の美術館めぐり・その1はこちら↓↓ aaaooooo.hatenablog.com この前行った、『ジャン・プルーヴェ展』も椅子や建築だったけど…

8月の美術館めぐり・その1(東京都現代美術館・ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション)

今年も早速ぐるっとパスを買って、美術館巡り。 www.rekibun.or.jp 都内の美術館がお得に入館できるので、美術館好きの必携。 有効期限が使い始めた日から2ヶ月間と短いので、8月9月は美術館めぐり強化月間になりそうだ。 今回行ったのは東京都現代美術館で…

街から人を追い出すアートって、悲しすぎる。

誰のための排除アート?: 不寛容と自己責任論 (岩波ブックレット 1064) 作者:五十嵐 太郎 岩波書店 Amazon このまえ読んだ『様式とかたちから建築を考える』が面白かったので、五十嵐太郎先生つながりで読んでみた。 気軽に読みはじめたのだけど、本当に頭の…

哲学って楽しいんだなぁ、と思えた本。

めちゃくちゃ良い本だった。 めちゃくちゃ良い本だった。 言葉を生きる: 考えるってどういうこと? (ちくまQブックス) 作者:池田 晶子 筑摩書房 Amazon たぶん、いまの私が求めていることが、たくさん詰まっていたからなんだろうな。 筑摩書房から出ている1…

最近読んで良かったと思った本(2022年7月)

理由がわかればもっと美味しく作れる! スパイスカレーの教科書 水野仁輔監修 東京カリ〜番長著 366日の東京アートめぐり (366日の教養シリーズ) 安原もゆる 図解でよく分かる建築構造入門 江尻憲泰 西洋の名建築がわかる七つの鑑賞術 中島智章 澁澤龍彦 日本…

お買い物が上手い人と下手な人(私)について

最近、お買い物好きな人たちのブログにハマっていて、あれこれ検索しては読み漁っている。 その中でも、買ったものを本当に気に入って使っている方の、買ったもの愛を語っているブログが面白い。 (単純にその方の文章が面白いということもあるけど。) どこ…

最近読んだ本まとめ。資本主義の闇とか。建築とか。その2

最近読んだ本で、面白かったものなどをまとめてます。 その1はこちら↓↓ aaaooooo.hatenablog.com 今回はその2! 様式とかたちから建築を考える 作者:五十嵐 太郎,菅野 裕子 平凡社 Amazon 最近面白かった本の2冊めはこちら。 横浜とか、日本橋界隈の西洋…

最近読んだ本まとめ。資本主義の闇とか。建築とか。その1

私たちはなぜ犬を愛し、豚を食べ、牛を身にまとうのか: カーニズムとは何か 作者:メラニー・ジョイ 青土社 Amazon 衝撃の一言だった。 今まで、何も考えずに「お肉好き〜!」って思ってたし、公言してた。 お肉って、元をたどれば当然、牛だったり豚だったり…

7月のアート鑑賞@森美術館

森美術館で開催中の『地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーング』展に行ってきました。 ウェルビーイング! これ、私が今最も必要としているやつ! www.mori.art.museum どれもこれも一筋縄ではいかない作品ばかりだったのだけど、今回の展示…

禅を学んで、憂鬱は消えるか。

毎日の憂鬱がとまらなくて、これを止めるには『禅』なんじゃなかろうか、と思い立って、鈴木大拙先生の『禅学入門』を読んでみた。 禅学入門 作者:鈴木 大拙 講談社 Amazon 読んでみた、って書いたけど、実は半分くらいで挫折してしまった。 そもそも序章で…

私は常識とか、社会通念に囚われすぎているのかもしれない。

イッツ・オンリー・トーク 作者:絲山秋子 文藝春秋 Amazon 日本一有名な元ニートのPhaさんが絶賛していて、気になって読んでみた本。 ストーリーは、絵描きの主人公がいろんな男の人とセックスしたりしなかったりする話。 Phaさんも書かれていたように、文章…

海外の間取りは、日本と全然違う。

海外ドラマの間取りとインテリア 作者:小野 まどか,イエマガ編集部 エクスナレッジ Amazon 絶賛、インテリアまつり中の夫が借りてきた本。 なんとなくパラパラ見てたら、日本と海外とでは、間取りの作りがかなり違うんだなぁと。 文化が違うんだから、当たり…

最近読んで良かったと思った本(2022年6月)

2022年6月に読んだ本 存在しない女たち 男性優位の世界にひそむ見せかけのファクトを暴く キャロライン・クリアド=ペレス 多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織マシュー・サイド 行動経済学の使い方 (岩波新書)大竹文雄…

最近のピザってちょっと高い。気のせいか。

今日、久々に友達とランチに行った。 その地域では有名なピザ店で、もう何回もお邪魔しているお店。 もちろん絶品であった。 食べながら、ピザの値段について考えていた。 ピザって、構成はほとんどパンと変わらないのに、ランチでも1枚1000円以上する…

頭の中が、“仕事をやめたい”でいっぱい。

もうここ2年くらい、気づくと「仕事やめたい」しか考えてなくて、思考停止してる。 月曜日の朝が、本当にしんどくて、 「また一週間が始まってしまった・・・」 「5日も行かないと休みにならない・・・」 みたいなことを考えながら、通勤電車にのって、重…

食事が現代アート的になっていったら、どうなるのか。「生まれたときからアルデンテ」(著者:平野紗季子)

『生まれた時からアルデンテ』著者:平野紗季子 今や、めちゃくちゃ有名なフードエッセイストの平野紗季子さんの初エッセイ本。 文庫になったのを期に今らさながら読んでみた。 平野さんのエッセイは、兎にも角にも文章が素晴らしくて、たぶん食に興味がなく…

年収1000万の人の言うことが悲しすぎて、泣けてくる。

この前、ちょっとした会話で、こんなのがあった。 「今の若い人って、休日は何やってるんだろう? テニスもやらないし、ゴルフもやらないし、暇じゃない?」 「お金がないんすよ。」 「は??」(私の心の声) 「お金がないんすよ。」って言った人は、年収10…

CIAが9.11を防げなかった理由がわかる『多様性の科学』:マシュー・サイド著

ダイバーシティという言葉があっちこっちで言われるようになって久しいけれど、多様性がどうして大切なのかというのを理解したいと思って、読んだ本。 『多様性の科学』著者:マシュー・サイド 最高の人材を採用してきたはずCIAが9.11のテロを見逃したのは、…