今年一番の小説に決定。中国歴史ファンタジー×BL『魔道祖師』(著者:墨香銅臭)
中国で発表されて、それが翻訳されて日本でも出版されたらしい。
中国歴史ファンタジーで、BLです。
すーーーーーーっごく面白かった!!!!!!!
控えめに言っても今年一番の小説(ジャンル問わず)であることは間違いない。
2巻以降はもう号泣に次ぐ、号泣で、目と鼻が痛い。
この物語を涙なしに読める人はいるんだろうか。
いや、いない!!!!
少なくとも、私はひたすら号泣だった。
主人公の過去(前世)が悲惨なのは薄々感じていたのだけど、それにしても、それにしても!!!!!
思い出しただけでも涙が出てくるぞ。
だからこそ、最後(今生)は絶対に幸せになってくれーーーー!!!と願わずにはいられなかった。
前世が悲惨だっただけに、前世で誰かが仕組んだ陰謀を、現世で主人公達が暴いていくというストーリーが際立っていた。
BLなんだけど、BLという理由で食わず嫌いされてしまうのは本当にもったいないと思うくらい、本当に素晴らしい物語でした。
アニメとドラマもみてみたけど、やっぱり原作のほうが良かったかなぁ。
アニメ・ドラマはBL要素がカットされているので、そういう意味では入りやすいかもしれない。
いやーーーーしかし、本当に素晴らしかった。
何度言ってもいい足りないくらいだ。
4巻まで読んだあと、1巻を読み返すと、またボロボロ涙が出てくる。
物語の伏線があらゆるところに張り巡らされていて、登場人物たちが、どうやって自分の守りたい人たちを守るために心を砕いたのかを読むたびに、滂沱の涙だった。
本当に一人でも多くの人に読んでもらいたい小説です。
↑この4巻の帯に
『誓おう、愛は傍にあると。』
って書いてあるんですが、4巻を読んだ後にこの言葉を読むと、またブワーーーーって涙がでてくるんだよなぁ。
だめだ、本当に素晴らしすぎて、愛が止まらない。
魏無羨(主人公 4巻表紙の右)も、藍忘機(4巻表紙の左)も、好きすぎる!!!
次回作もすでにアニメ化されていて、まだまだ序章とはいえ、面白すぎるので、これは続きが楽しみだ。
墨香銅臭さんの作品、追いかけまする!!!