無償に本が読みたくなる『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』(三宅香帆)
ブログを書き始めたのはいいものの、文章を書くのは小さい頃から苦手だった。
夏休みの宿題のド定番・読書感想文なんて、ほんといつも後回しにしていた筆頭。
最終日に泣きながら、書いたり(親に書いてもらったり、、あわわ)しておりました。
そんなこんなで、ちょっとでもマシな文章を書きたい!と思って読んだのが『バズる文章教室』(三宅香帆)です。
読んだ目的は文章術の向上だったのだけど、読み終わった今となっては、猛烈に本読みたい〜!!ってなってます。
この本の面白いところは、自称(?)文芸オタクの筆者が、いろんなところから集めてきた名文が、なぜ名文なのかを、論理立てて解説してくれているところです。
論理立てて、名文が名文たる理由を解説するのって、想像するだけでも大変。
だって、全然わからん(笑)
だから、この本を読むと、ひたすらひたすらプロってすごい!
名文って、名文たる理由があるんだ!すごい!って思わせてくれる。
良い文章を読んで、あぁ〜良い文章だな〜と思うことはあっても、それがどうしてすごいと思うのか、深掘りして考えることはなかった。
だから、結構ストンと納得するところがあって、始終「そっかーー!なるほどーーー!!」と、一気読みしてしまいました。
「バズる文章教室」っていうタイトルなので、文章に悩んでいる人とか、SNSを流行らせたい人向けの本という感じだけど、読書が好きな人なら結構楽しく読める本じゃないかなぁと思います。
作者のブログも面白くて、過去記事を読み漁ってるところ。