建築本の案内書としても便利『プロ建築家になる勉強法』(山梨和彦)
建築系の本を読みたいなぁーと思っても、いろんな本がありすぎて、何を読んだらいいのかわからない。
こういうときに助かるのが、建築本の案内書。
作者が読んで良かったと思う本が、リストになっていて、すごく良かった。
哲学的な建築本から、技術的な建築本まで、幅広く紹介されていたので、その点でも助かる。
おすすめ建築本というと、哲学的・精神的な本に偏っていることが多くて、普通の技術書が読みたいっていうときに迷子になるんですよね、、、。
あと、無料でDLできる製図ソフトなんかも紹介されていたので、ちょっとDIYで家具作りたい!、とか、次引っ越す家の家具配置を考えたい、なんてときにも使えそう。
ガッツリ建築図面を描こうと思うと大変だけど、自分で見るだけの間取り図なら、ちょっと練習すればすぐに描けるはず。
建築本の案内書といえば、宮脇檀の『住まいとほどよくつきあう』も、巻末におすすめ本リストが載っていて、ありがたかった。
こちらは、そもそもこの本の出版が1994年なので、おすすめされている本はそれ以前に出版された本ばかり。
なので、まぁめちゃ古い。
30年以上前に出版された本の内容が、今も通じるものなのか、そこらへんは自己判断しないといけない感じです。
とはいっても、図書館で探して、順番に読んでいくのはなかなか楽しい。